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節電対策や暑さ対策の方法・対策グッズの紹介
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節電対策として賢い冷蔵庫の使い方は 、冷蔵室に食品をため込まないことだ。
しかし、ついつい食材を買い過ぎて余らせた分を冷蔵室に詰め込み、腐らせたと いう人も多いはず。
食材を常温で長期保存するには“干す”という手段もある。
達人に聞いた。(村島有紀)(産経新聞)


      ◆竹串で干す

『冷蔵庫いらずのレシピ』(1260円、ワニブックス)の著者、按田(あんだ)優子さん(34)は乾物や塩漬け肉など保存食を活用するストック料理の研究家。
「余った食材を乾物にしたり、塩漬けにしたりすることで長期間常温保存でき、調理も簡単になる」と利点を説く 。


自家製乾物に必要な道具は、竹串や洗濯ばさみ、ざる、紙など意外にも身近にあるものばかりだ。
作り方は、薄く切ったダイコンやニンジン、キノコを竹串で刺し、洗濯ばさみにつるしたり、ざるの上に乗せたりするだけ。
もちろん、専用の干しかごを使って、ベランダなどにつるしてもいい。
大切なのは、食材全体に空気が当たり、風通しを良くすることだ そうだ。


按田さんは「環境によって違うので、 何日ぐらい干せばいいという目安はない 。カビさせず、これ以上小さくならないというところまで乾いたらOKです。洗濯物が乾く部屋なら、室内でも乾物を簡単に作れますよ」とアドバイスする。


ダイコンなどの場合、ゆでてから干すと、生から干すのとは違った食感が楽しめる。
完成した干しダイコンは、水で戻 してあえ物にしたり、鍋や煮付けに入れ たりすればいい。
「戻した乾物の方が調 味料がよく染み込み、味付けも簡単。し かも食材の味も凝縮されているのでうま みが強い」(按田さん)


      ◆干しゴーヤー

今夏、窓やベランダでの日よけ用「緑のカーテン」として人気のゴーヤー。ゴ ーヤーも干して保存すれば、長期にわたって食べられる。


作り方は、縦半分に切って種を除き、 厚さ5ミリほどに薄くスライスして紙の上に並べて干す。
時々、紙を動かしカビの発生を防ぐといい。
調理の際には、1 0秒ほど湯につけて戻す。
乾燥した海藻とあわせて天ぷらにしてもおいしい。
干しゴーヤーに湯を注ぐとゴーヤー茶にもなるので試してみよう。


イカや貝柱などの海産物も塩水で煮詰めてから干して使うといい。


      ◆ストレス減少も

以前から冷蔵庫に野菜を詰め込み、食 べきれずに腐らせてしまうことにストレ スを感じていた按田さんは、東日本大震災後の数カ月間、節電のために冷蔵庫の電源を切って生活をしていたという。


「常温でストックする習慣があるので 、それほど不便を感じなかった。狭い部屋だと冷蔵庫が発する熱でも暑くなる。 食材を長期保存用にアレンジすることで 、『早く食べ切らなきゃ』と思うことがなくなり、ストレスも減りますよ」と話している。


   【干しゴーヤーと海藻の天ぷら】

《材料・2人分》▽干しゴーヤー8枚▽ フノリ(またはアオサなど)10グラム▽ 小麦粉大さじ2▽水大さじ▽揚げ油、塩適 量

  
      《作り方》

〔1〕干しゴーヤーを湯( 分量外)に10秒ほど浸して戻す。
フノリはさっと水(分量外)にくぐらせ、ざるに上げる。

〔2〕(1)をボウルに入 れて小麦粉をまぶし、水を加えて軽く混ぜる。

〔3〕(2)をつまみ、180度の油でカリッとするまで揚げる。仕上げに塩をふる。


    【ゆで干しダイコンの作り方】

〔1〕 皮をむき、薄さ5ミリ程度に輪切りしたダイコンを全体に透明感が出るまでゆでる。

〔2〕中央に竹串を通し、串の両端 をざるにかけて干す。

〔3〕水分が完全に抜けたら出来上がり。


やはり、生活の知恵って凄いです!

それが節電にもつながり、食物も保たせるのだから!

いろいろな知恵を借りて、節電や節約をしていきたいです!

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