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東京電力と川崎市は10日、川崎市臨海部に建設を進めていた太陽光発電所「浮島太陽光 発電所」について 、運転を開始したと発表した。(Impress Watch)
浮島太陽光発電所は、川崎市が保有する土地に、東京電力が約3万8千台の太陽光モジュールを設置、運営する、最大出力7,000kWの“メガソーラー発電所”。
年間の発電電力量は約740万kWhを見込んでおり、これは一般家庭2,100軒分の使用電力量に相当するという。
所在地は神奈川県川崎市川崎区浮島町。
CO2排出量削減効果は年間約3,100t。
同発電所の隣には、川崎市が運営するP R施設「かわさきエコ暮らし未来館」も開設された。
太陽光発電の普及と啓蒙の推進、川崎市の環境への取り組みを国内外に発信するという。
また、東京電力のホームページでは、 同発電所の発電状況や気温・日射強度を公開するサービスも、本日より開始する。
数値は5分間隔で更新される。
川崎市では現在、地球温暖化対策を進める「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」を推進しており、公共施設、住宅用への太陽光発電設備の設置または設置補助などを実施している。
今後は、浮島太陽光発電所やかわさきエコ暮らし未来館を活用することで、太陽光発電など再生可能エネルギーに対する啓蒙活動や導入促進、実証などに取り組んでいくという 。
一方、東京電力でも、電力の安定供給に努めるとともに、再生可能エネルギーの利用拡大に取り組んでいくとしている 。
なお、東京電力と川崎市では、同じく川崎市川崎区の扇島にも、太陽光発電所「扇島太陽光発電所」を建設している。
同発電所の運転開始は2011年12月の予定 。
浮島太陽光発電所と合わせると、合計出力は2万kWになるという。
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