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トヨタ自動車とドイツのBMWが環境・低燃費分野での提携交渉を始めた背景には、世界的な燃費・環境規制の強化によるエコカー開発の競争激化がある。
自動車業界では、環境技術やエコカーを軸にしたメーカーの国境を越えた合従連衡が今後も進む可能性がある。(毎日新聞)
【HV技術の代名詞 トヨタ ちょっと 大きめのプリウスαを写真で】
両社の提携交渉では、トヨタが得意のハイブリッド車(HV)技術をBMWに供与する一方、BMWは低燃費ディーゼ ルエンジンをトヨタに供給することが検討されている。
両社ともエコカーのラインアップを充実させるのが狙いだ。
トヨタは新興国市場をにらみ、研究開発や設備投資に重点を置く構えだ。
トヨタはHVをエコカーの主軸として開発、販売に力を入れてきた。
開発コスト抑制のため、他社への技術供与や共同開発も進めてきた。
昨年はマツダへのHV技術供与で合意。
今年8月には米フォ ードとの小型トラック向けHV技術の共同開発を決めた。
BMWへのHV技術供与が実現すれば、量産効果でHV関連の部品やシステムのコスト削減が期待できる。
トヨタがBMWからの調達を検討しているディーゼルエンジンは、二酸化炭素 (CO2)排出量が少なく、欧州ではエコカーとして普及している。
トヨタは欧州での販売シェアが低迷しており、環境性能に優れたBMWエンジンを搭載して 、欧州向け車両の人気を高めたい考えだ 。
原油価格の上昇で、エコカー需要は新興国でも高まっており、日産自動車は仏ルノー、独ダイムラーと電気自動車(E V)の共同開発を進めている。【工藤昭久、丸山進】
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